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読書感想

前回私の読み物に入っていた『上弦の月を喰べる獅子』上・下巻はあっという間に読み終わった。
最初はよくわからないし~(-_-;)あまり好きじゃないかも~
なんて思っていたのに、上巻の途中からぐんぐん読み進み、あっという間に下巻も終わり・・・

面白かった(^○^)
というのだろうか?

夢枕獏さんという作家の頭の中ってどうなっているのかしらん?
と思うような作品だった。

気になる方はぜひぜひお読みください


この本に描かれる螺旋が語るものにひどく惹かれ、仏教的な思想がちょっと難しいけれど、なるほど。
と思わせる。



私が子供の頃熱を出すといつも見ていた夢(毎回同じ)に出てくるのが螺旋だった。
しかもカラー。
何が?かはわからないけれど、ものすごく恐怖感でうーーー(=_=)とうなっていたのではないかと思う。

もしかしたら、高熱の中で私も螺旋をさまよっていたのかもしれないわね~


この後、ふつうなら夢枕獏さんの本を読み漁る行動に出るはずなのだけれど。

この本はそれまでに書かれていた本が彼に“伝奇バイオレンス”というレッテルを張り付けられたイメージを別のベクトルを持った物語を書き上げることで引きはがそうとしたものであったこと。

何度か、この物語を中断しようとした時に、もし、誰か、ぼくよりこの物語にふさわしい書き手がいるのなら、その人間にこの物語を書き綴る役をかわってもらいたいとさえ思った。その方が、この物語のためだからだ。
物語にとっての幸福と不幸は、その物語が書き手を選べないということだ。とんでもないベクトルを秘めた物語がこの世に生まれようとしている時、書き手が、そのベクトルのもつエネルギーについていけなくなってしまうけーすもあるのである。
しかし、その時、その書き手の変わりになるような書き手はこの世に存在しないのだ。
この『上弦の月を喰べる獅子』という物語にとって、ぼくは、この宇宙で唯一無二の書き手であったのである。
(次の螺旋の輪廻のためにより抜粋)


とあるので、どれだけのエネルギーをこの本に注いたのだろうかと最後夢枕獏さんの言葉を読んでいて、少し呼吸が苦しくなってしまった(=_=)

というわけで、私の中では夢枕獏さん=「上弦の月を喰べる獅子」で今回は終わらせることとした。


次は津村節子さん著 「紅梅」

すでに読み終わってしまったので、感想はまた後日。。。。

吉村昭さんが好きな方はぜひ、読まれるといいですね。
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Author:Tomomi
横浜のはり灸師の日々オフブログ。

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